【良作】『映画 この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説』で、めぐみんを愛でよう!!おうち時間におすすめのアニメ徹底解説【レビュー・感想・評価★★★★☆】#このすば

 
ウニくん
やっぴー!どうも「うちアニ!」のウニだよ (・_・ )ノ” 

今回観たアニメは、『映画 この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説』(2019公開)です!
2016年に第1期が、2017年第2期が放送された人気作品の劇場版ですね。通称は『このすば』

『このすば』は、近年量産されている「なろう(小説家になろう)系」のクソみたいな異世界ファンタジーものかと思いきや、シリアスさのかけらもないギャグ満載の作品で、TVシリーズから大好きです。

もはやフォーマット化されてしまった、異世界転生&俺TUEEEE的な要素を逆手にとってギャグ化した作品として、オリジナリティがでていますよね。
『このすば』もなろう出身作品だし、なろう系でも好きな作品はいっぱいあるんだけどね!テンプレ展開には食傷気味だよね。

  • 原作:暁なつめ(角川スニーカー文庫『この素晴らしい世界に祝福を!』)
  • 監督:金崎貴臣
  • 制作:J.C.STAFF

実は、この映画、制作会社がTVアニメ版のスタジオディーンからJ.C.STAFFに変わっています!

制作会社変えちゃって大丈夫なのかなぁ・・・違和感ないかなぁ・・・・・・と不安に思いながら観ましたが、結果、全然気になりませんでした。

ちゃんと、『このすば』らしさを感じる面白い映画になっていますよ!

というか、
めぐみん好きは全員観なさいっ!
とりあえず観なさいっ!

そういう映画です(?)。
はい!ということで、そんな『このすば』の劇場版作品『映画 この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説』についてレビューしていこうと思います!

 
ウニくん
このすばっ!!
総合評価/おすすめ度 4.0

『映画 この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説』のあらすじ

交通事故(!?)によりあっけなく人生の幕を閉じるはずだったゲームを愛するひきこもり・佐藤和真(カズマ)は、ひょんなことから、女神・アクアを道ずれに異世界転生することに。

「RPGゲームのような異世界で、憧れの冒険者生活エンジョイ!めざせ勇者!」と舞い上がったのも束の間、転生したカズマには厄介なことばかり降りかかる。

トラブルメーカーの駄女神・アクア、中二病をこじらせた魔法使い・めぐみん、妄想ノンストップな女騎士・ダクネスという、能力だけは高いのにとんでもなく残念な3人とパーティを組むことになったり、借金で首が回らなくなったり、国家転覆罪の容疑で裁判にかけられたり、魔王軍の幹部を討伐したり、たまに死んだり……。

そんなある日、駆け込んできた紅魔族の少女・ゆんゆんの爆弾発言にカズマたちは凍りつく。

「私、カズマさんの子供が欲しい!」

事情を聞けば、めぐみんとゆんゆんの生まれ故郷「紅魔の里」が、滅亡の危機に瀕しているという。里を救うために旅立ったゆんゆんを追いかけて、紅魔の里へ向かうカズマたちだが――!?

カズマたちパーティを襲う最大の危機!
平凡な冒険者カズマが過ごす、異世界ライフの未来はどっち!?

引用:『映画 この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説』公式サイト

『映画 この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説』の予告/PV

劇場版でも容赦なし、ギャグ&下ネタの応酬!

いやちょっと待て!予告動画!
特に第2弾、めちゃくちゃかっこいい正統派アニメみたいになってるじゃねえか!実物と違うじゃん!そうじゃないじゃん!笑

この映画、序盤からゆんゆんが勘違いで自分からカズマさんに抱かれようとするし、かと思えば、そのカズマさんがメスのオークに童貞を奪われそうになるし(?)、TVシリーズと変わらず無茶苦茶なギャグ展開の応酬なんですよね笑(褒めてます)
良い意味で劇場版っぽさがない、TVシリーズのノリ通りの作品なので安心してください!

『映画 この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説』 より

どんなに絶体絶命の場面でも、最終的には全部ギャグに持っていってしまう、ある意味最強のアニメ、それが『このすば』。くどくなりすぎないテンポの良さで、気持ちよく90分間笑わせてくれます。素晴らしいっ。

肩の力を抜いて、心のハードルを下げて、けらけら笑ってみられると最高に面白い作品だと思います!

 
ウニくん
ゆったり観よう!(´・_・`)

めぐみん好きはとりあえず観るんだ!なんか最高にヒロインやってんのよ!

『映画 この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説』の舞台となるのは「紅魔(こうま)の里」。紅魔族の頭のネジが外れちゃってる厨二病ノリ最高でした。まさか紅魔族にもあの男が絡んでいたとはね・・・ツッコミどころしかなくて笑いました。

そして紅魔の里といえば、人気キャラクター「紅魔族随一の爆裂魔法の使い手(?)」である、めぐみんの生まれ故郷でもあります。つまり今作はめぐみんの物語なのだ!

注目シーンは色々あるのですが、まずカズマさんとめぐみんが一緒にお布団に入るシーンめぐみんが急にデレるからびっくり。

『映画 この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説』 より
あの時、露頭に迷っていた「爆裂魔法しか使えない魔法使い」を拾ってくれてありがとう。
魔法を使って動けなくなると、いつも背負って帰ってくれてありがとう。
いつも迷惑ばかりかけているのに、パーティに残らせてくれてありがとう。

お礼を言っただけですよ?自分でお礼を言えと言っといて、何を照れているんですか?

 
ウニくん
ふざけるのかと思って期待していたのに、普通に良いこと言うなよ!

『映画 この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説』 より

いやほんと、急にめちゃくちゃ可愛いのやめて!めぐみん派じゃなくても落ちるからやめて!

そしてやっぱりラストシーンはカズマさんに背負われているめぐみん。謎に爽やかな終幕。めぐみん・・・あーもうお前がヒロインだよ──

『映画 この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説』 より

今回も爆裂魔法は神作画だぞ!

『このすば』は、ギャグノリに合わせて意図的に(?)崩した絵柄を多用する作品だけど、毎度驚かされるのは「突然の神作画」。今回も例にもれず、爆裂魔法(エクスプロージョン)では神作画が炸裂してます。さすが!笑

爆裂シーンだけは「まじで劇場で観たかったー」と思いましたよ!
悔しい・・・。そういうクオリティでした。
なんかこのアニメの予算、ほとんど爆裂魔法のCGに消えているのでは・・・笑

『映画 この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説』 より

この威力、風格・・・
「もう魔王倒せるだろ!早く倒しちゃえよ!」って思いましたね。
めぐみんが爆裂魔法一筋になる気持ちがわかる。
爆裂魔法はロマン。

 
ウニくん
エクスプロージョンっ!!

『映画 この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説』 より

『映画 この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説』の主題歌

ぼくの中で『このすば』と言えば、ほのぼのとしたED曲をハンバート ハンバートのお二人が提供していることでおなじみだったのですが、劇場版でもしっかりと参加してくださっていますね。
ハンバート ハンバートさんと言えば、やっぱり名曲「同じ話」が好き!知らない方はそちらも聴いてみてくださいね。

1ミリ Symphony/テーマソング

歌はMachicoさん。作詞の高橋さんは元チャットモンチーのドラムのくみこんですね!

作詞 – 高橋久美子、多保孝一  / 作曲・編曲 – 多保孝一、UTA / 歌 – Machico

○ マイ・ホーム・タウン/ED

こちらは佐藤良成さん(ハンバート ハンバート)提供の楽曲です!

ほんと、ハンバート ハンバート感のある、穏やかな曲が流れると、めちゃくちゃなお話でもなんか良いものみたなぁって気持ちになっちゃうよね。なんかずるいわ!笑
佐野遊穂さん(ハンバート ハンバート)もコーラスに参加しているみたいですよ。

作詞・作曲 – 佐藤良成(ハンバート ハンバート)

『映画 この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説』の声優

キャラクター 声優
カズマ 福山 潤
アクア 雨宮 天
めぐみん 高橋 李依
ダグネス 茅野 愛衣
ゆんゆん 豊崎 愛生
ウィズ 堀江 由衣
バニル 西田 雅一
こめっこ 日野 聡
ひょいざぶろー 高橋 広樹
ゆいゆい 能登 麻美子
シルビア 渡辺 明乃

もうTVシリーズから完全に馴染んでしまっている声優陣のみなさんなので、全然不満はないです笑

個人的にはカズマのどうしよもない「クズ感」と、なんやかんや「最後はなんとかしてくれる」感はもう福山潤さんじゃなきゃだめな気がしてます。

あとは、めぐみん高橋李依さんも素敵ですね!最近だと『Re:ゼロから始める異世界生活』エミリアたんや、『彼女、お借りします』桜沢墨役が印象的です。

『映画 この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説』は面白い?つまらない?

ストーリー 3.0
作画 4.0
声優 4.0
主題歌/挿入歌 4.0
総合評価/おすすめ度 4.0

『映画 この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説』 、僕はぶっちゃけ大好物です。

  • TVシリーズの『このすば』が好きな人なら観て損はありません。
  • めぐみんが好きなら視聴必須です!
  • 異世界ファンタジーものに飽きちゃった人とかにもむしろおすすめかも(?)

良い意味で、「なんとなく観て」「なんとなく笑って」、それが楽しいという感じの作品です。

逆にかっちりしたストーリー性はこの作品にはないので、そういう作品が観たい方にはおすすめしません。
あとは、下ネタ注意報もお出ししておきますね!

 
ウニくん
下ネタ注意報発令中〜


みなさんの感想も教えてください!
それでは、また次の作品でお会いしましょう!